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吉田 コム Yoshida Komu
制作のプロセスを作家の手の内で完結させるのではなく、偶然道ですれ違うような見知らぬ他者を媒介する方法で制作している。私達自身も常に誰かにとっての見知らぬ他者であり続けるという普遍的事実の中で、今ここに現前するあなたと私はこの世界においてどう存在しているのかを考える思考実験である。それは友好的な態度で行われるものでもなく、お互いに”知らない人”という距離感を保ったまま行われる。
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制作のプロセスを作家の手の内で完結させるのではなく、偶然道ですれ違うような見知らぬ他者を媒介する方法で制作している。私達自身も常に誰かにとっての見知らぬ他者であり続けるという普遍的事実の中で、今ここに現前するあなたと私はこの世界においてどう存在しているのかを考える思考実験である。それは友好的な態度で行われるものでもなく、お互いに”知らない人”という距離感を保ったまま行われる。