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松田 理沙 Matsuda Risa
動物彫刻を作っている。生き物はどれも環境に適した姿形をしているが、それは言い換えると、生きるということに直結しているフォルムであるということだと思う。水に生きるもの、陸に生きるもの、空に生きるもの、生命の形は多種多様である。自分はその生き物たちの生命そのものであるフォルムをつくりたい。自然に準拠し姿形を模倣することこそが、生き物の強さに対する畏敬の念を最も表せるのではないだろうかと考えた。形は自然の模倣だが、素材を選ぶことで個々の生き物たちの生命力の特質を表現していきたい。
現在は特にタコという生き物にフォーカスを当てている。タコは全身が筋肉で構成されていることで、驚くべき柔軟さと握力を持っている。その柔軟さが伝わる表現を模索している。
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