top of page

REMA
 

初期は自身の化粧など外面的特徴からセルフポートレートを使用した作品群を制作。修士過程から、それまで扱われていたセルフポートレートは自身の分裂病症状と小説家キシー・アッカーのスイッチングの文体を重ね合わせることによって、「女性性と影」ーーそしてそれらは予感と夢想が原動力となってーー抽象化され線と焼き付けるという行為によって表現されるようになる。

集合体としての時間をもつ植物や砂、石、水、、様々な有機物に対して、歴史的体をもつ人間のイメージを焼き付けることによって、永らえることのできる事象(matter)を作りあげることを目指す。

様々なマテリアルへと施されてゆくREMA のイメージは、まるで元からそこにあった印のように現れ、 見る者をnew-primitive の世界へと誘い始めるだろう。

bottom of page