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吉本 早倻香 Yoshimoto Sayaka
 

私は、植物がみせる自然界にしか存在しないフォルムの美しさや癒し効果などに惹かれ、人と植物をテーマに制作をしてきました。

この世に存在しないはずの植物が大量に描かれているヴォイニッチ手稿がきっかけとなり、その手稿に出てくる異世界の花を実際に食べ物で再現し調理したり、写真の思い出の中の言葉から連想される花を咲かせ表現したりしました。また、日本の伝統であるお花見はまさに平和の象徴であり、人々の癒しになってきましたが今の状況ではそれはやってはいけないものになってしまいました。そのお花見ができるようになることで本当の日常に戻るのではないかと思っています。今後も、人と植物の関係から生まれる表現を模索し、植物が持つ魅力を伝えられるような制作していきたい。

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